鉄筋工事業

鉄筋コンクリート構造のビルのコンクリートの中には、外からは見えませんが、骨組みとなる「かご状の鉄筋とコンクリート」で構成されています。この鉄筋を建物設計概要及びその図書に従って施工していくのが、私たちの仕事です。鉄筋コンクリート構造は、ビルなどの建築物をはじめとして橋梁・トンネル・高速道路・鉄道関連に至るまで、私たちが生活し行動する基盤になるほとんどの建築物に用いられています。

鉄筋加工・組立て

鉄筋を加工していく作業は、まさに人間の骨づくりです。人間が健康で丈夫な体を手に入れるためには、しっかりとした骨の存在が必要不可欠。細部まで一切手を抜くことなく、慎重に丁寧に作業を行ないます。骨となる鉄筋の加工を終えたら、次はバラバラだった骨を組み立てなければなりません。これによってきちんとした骨組みが完成し、人間の骨格を形成することができます。この工程が鉄筋組立の作業です。豊富な経験を活かして、さまざまな形態に対応しています。

鉄筋資材販売

当社は、鉄筋の加工・組立の他に鉄筋材料の一般販売も行っています。 戸建の基礎、ブロック筋、外構工事・造園工事などで使用する鉄筋材料を少量から販売しております。また、特殊鉄筋などのご相談にも応じております。今すぐに必要なお客様のニーズにもお応えできるように在庫も用意しております。お気軽にご相談ください。取り扱い鉄筋の概要:SD295及びSD345の規格品 (その他SD390など)

鉄筋サイズ D10 ~ D32
(一部D35~D51まで対応します)

長さも、3.5m ~ 12mmまで対応します

材料試験・検査

島津製作所UH-F1000kNX


お客様に届ける自社製品には責任と信頼が必要と考え、平成29年に試験室を建設し、【島津製作所UH-F1000kNX】を設置いたしました。

D10~D51までの母材試験から圧接・溶接・機械式、全ての鉄筋引張試験にて引張強度や伸びをデータにて管理など、柔軟に対応できるため、自主検査はもとよりゼネコン様からの依頼や同業他社様の試験も行っています。

鉄筋スポット工法

建築技術性能証明書

2023年3月「鉄筋スポット工法」の建築技術性能証明を取得しました。

鉄筋スポット工法とは、柱フープ筋、梁スターラップ筋を工場にてスポット溶接により結合し、構造設計上必要な配筋ピッチ割で鉄筋をユニット化する技術です。この技術は、鉄筋をユニット化することで使用鉄筋のピッチ幅、かぶり厚さを正確に確保することができ、さらに配筋工事の省力化、工期短縮が可能となります。

「鉄筋スポット工法」の技術は、多くの鉄筋業者が使用していますが、自社で性能証明を取得せずに“独自工場認定制度”というものを悪用している業者がほとんどです。弊社で製作した鉄筋ユニットは、性能証明を取得した高品質の製品であり、取引先の皆様に自信をもって提供できる商品です。